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Taketakaの工房(神殿にする魔力が足りません!)

管理人の好きなものについて書き綴っていきます。 主に、ゲームやアニメなどの話が多くなると思います。 未熟ながらたまにSSを書きます。 また、作品の無断転載や、引用は禁止です。 リンクフリー

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マリア様がみてるSS(2)『祐巳の妹問題(2)』

今更ですが、原作を多分に無視した話になるかも・・・
あと後々ですが、オリキャラなども登場する予定です。

拙い文章ですので、御見苦しいかったりするでしょうか、予めご了承ください。


では本編です。






志摩子さんに妹のことを言われた翌日。
今日も、いつものようにリリアンに向かう私が、マリア像の前に付いてお祈りをしていると声が聞えてきた。

「祐巳さま、ごきげんよう」

私の後ろから声を掛けてきたのは内藤笙子ちゃん。
志摩子さんのような西洋人形のように可愛らしい雰囲気をもった少女である。
私のような狸顔とは訳が違う。

「笙子ちゃん、ごきげんよう」

百面相に出ないように、内心を隠し挨拶する私。
しかし、笙子ちゃんにはばれていたようで、分かっていますよという顔をされた。
やっぱり百面相はいつまでも直せないらしい・・・うむむぅ・・・

笙子ちゃんのお祈りが済むのを待って、一緒に下駄箱へ向かう私達。
道中他愛ない話をしつつも考えるのは昨日のこと。
また、顔に出ていたようで大丈夫ですかと困惑顔で聞いてくる笙子ちゃん。
昨日の話をするわけにはいかないので、何でもないよと返し、納得できてない様子の笙子ちゃんを引っ張って下駄箱に急ぐ。


下駄箱で笙子ちゃんと別れて、教室へ向かった私。
教室では黄薔薇のつぼみである島津由乃さんと、写真部の部長でエースである武嶋蔦子さんと、新聞部の部長の築山三奈子さまの妹の山口真美さんがなにやら話し込んでいる様子。
私は、何だろうと思いつつ自分の席へ向かっていると、由乃さんが私に気付いて声を掛けた。

「祐巳さん!ちょっと来てくれる?」

「何?由乃さん」

私は三人の元へ向かいながら嫌な予感がした。

「私昨日薔薇の館へ行けなかったじゃない?」

そういえば、昨日は由乃さんはこなかったなぁ・・・

「何かあったの?」

「ちょっと剣道部に入部届け出して、説明受けたりしてたの」

「あっ、昨日行ったんだ」

以前より剣道部に入部しようとしていたのは聞いていたので特に驚くことはない。
令さまは驚くだろうけど・・・・

「それで、昨日のことを話そうと祐巳さんを待ってたんだけど、二人に気になることを聞いたの」

「気になること?」

何だろうか?どんどん嫌な予感が大きくなる・・・・

「そうなのよ!何でも、二人が祥子さまと令ちゃんが話していたのを聞いたらしいのだけ、祐巳さんが近いうちに妹を作ろうとしてると話してたらしいのよ」

「えぇぇぇぇぇぇ!!??」

「ちょ、祐巳さん!?声が大きいわよ」

思わず大声を出した私を宥める由乃さん。
二人も唇に指を当てて「しー!」と言ってくる。
うぅぅ反省・・・って、それよりも。

「どどどど、どういうこと!?それって本当!!??」

「落ち着いて祐巳さん。これは真実よ」

更に慌てて言葉を発する私の肩に手を置いて、言い聞かせるように蔦子さんが語った。
どうなっているんだろうか?昨日は妹を作るとは言ってないはずだし・・・・

「ところで、祐巳さん事の真相は?」

思考している私へ真美さんが新聞部魂で聞いてくるのに、私は分からないとだけ力なく答えた。
先ほどの大きな声でこちらに注目していたクラスメートも元の話に戻って会話しており、
由乃さん達も私の様子に気を使ってこれ以上の会話は終わった。



私は、今朝の由乃さん達の話に出てきた、祥子さまと令さまの会話の内容が気になり、碌に授業に集中できずに遂に放課後になった。
今日も薔薇の館では皆が仕事しているだろう。
昨日はこれなかった由乃さんもいけるようだし、忙しい時期なので笙子ちゃんや、乃梨子ちゃんと可南子ちゃんも手伝いに来てくれているだろうか・・・
昨日の薔薇の館での会話、今朝聞いた祥子さまと令さまの会話、それを思うと、笙子ちゃんや乃梨子ちゃん、可南子ちゃんがいる薔薇の館に行き辛い。

私は由乃さんに今日は薔薇の館へは行かないと告げた。
それに対して由乃さんはわかったとだけ言ってくれた。今朝とその後の私の様子を見て気をきかせてくれたようだ。

ありがたいと思う。
逃げることになるけど、まだ私は決めかねている。
妹は作りたいと思うけど、まだ誰かとは決められない。
笙子ちゃんや乃梨子ちゃんや可南子ちゃん。
皆私は好きだが、誰が一番と決められないし、選んで拒絶されたら以降は会い辛いし、選べなかった2人と会い辛くなりそうで怖い。

家に帰っても私はいつもの元気がでずに、家族の皆にも心配をかけてしまった。
志摩子さんや薔薇の館のメンバーにも心配かけただろう。
そんな自分が嫌になると自己嫌悪しつつ今日も過ぎていく。
いつまでも逃げていられない。明日には薔薇の館に顔を出そうと決めて眠りに付いた。

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